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"tanisige教"一期生は江戸時代の儒学者たち? 

24日に、ドラフト会議が行われました。
遅さには定評のあるブログですからマイペースで更新していきます。

今オフFAで西武片岡獲りやハム鶴岡も調査?などと補強話が出ていますが、
やはり補強で最も重要なのはドラフトの他にありません。

楽天が9年目にしてリーグ優勝を果たした要因は創設以来の当たりドラフトといっても過言では無いですし、
逆に横浜やオリックスが停滞しているのはここ数年のドラフトが外れているからです。


ドラフトといえば、著書マネーボールにてこんな記載があります。

過去のドラフトの結果から言って高卒投手がメジャーに昇格できる可能性は大卒投手に比べて半分以下、大卒の野手と比べると4分の1以下にすぎない。高校生投手を1位指名して120万ドルの契約金を払うなどというばかげた真似はスカウトに主導権を渡してしまったから起きた失敗だ。確率を無視し、理性をないがしろにしてる。


スカウトはとかく高校生を、なかでも投手を褒めあげる。しかし高校生の段階でその選手の将来を予見するのは不可能にちかい。まだ肩が完成してないからスカウトの評価基準はたったひとつ。速球のスピードしかない。




さてさて、こんな前置きをしておきながらも、ドラゴンズの1位指名は松井裕樹(桐光学園)でした。

ハム、DeNA、ソフトバンク、楽天の4球団も松井を指名したため、5球団での抽選。
引く順番は指名順(今シーズンの順位順)、つまりドラゴンズは5球団中の4番目。
スマホからRadikoで中継を聞いていたので谷繁新監督が箱の中で封筒をゴソゴソ漁ったのか、
それとも最初に手に触れたものを引いたのかは分かりませんが、
5番目に引いた楽天が当たりくじだったので、2分の1を外したということになります。

ハズレ1位で指名したのはこれまた高校生投手の鈴木将太。
例によってアマチュア野球についての知識が無くドラフトを迎えたので彼すらよく知りません。

甲子園出場経験無し、右オーバーのオーソドックスなフォーム、故障持ち。
最速は144キロで、ドラ1としてはさみしい紹介文ですが、
冒頭の引用にもある通り、一般的なスカウトは速球のスピードを第一に判断するきらいがあります。
そしてその判断基準は間違っている、という文脈が引用以降は続きます。


中日スカウトが投手を獲る基準としてみてるのが確か3つくらいあって、
ひとつが、10球連続で見た時のキャッチャーミットのズレ
もうひとつが、「ここは絶対四球は駄目」という場面で四球を出すか?
最後が、「ここは1球けん制」という場面でけん制をするか?

中日スカウトはスピードガンを持ち歩かず、速球のスピードに関してはフォームのバランスが取れていれば
プロになってからのトレーニングで伸ばす事が出来る、と考えているそうです。

この2年間―この空白の2年間―は12球団で一番サインする時間が多かったとか何とか
吉見選手会長が痛烈に批判したとかいやでも実際はそんなにサインしてなかったとか
いろいろ言われていますが、
12球団で一番練習するチームに返り咲く落合-谷繁-森繁体制でメキメキとその力を伸ばしてくれることでしょう。

怪我もちで他球団スカウトがやや評価を下げた選手を獲得するのは中日スカウトがよくやる常套手段。
エース吉見んだってそうですし、準規や平田や、最近では大野もその類いです。

野手の平田は別として、吉見んの活躍はいうまでもありませんし、
大野もスマートに成長しているとは言い切れないものの、
ピッチングスタイル同様のっしのっしと着実に伸びてきています。
同じ高卒の準規の現状を見ているとやや不安にならざるを得ませんが、
過去の結果から見る限り怪我もちだからといって悲観視する必要は全くありません。


ちなみに上記2つ目の引用はその後こう続きます。

けれども本来投手の一番大事な能力は力任せの剛速球ではなく、打者を欺くテクニックにある。欺き方は人それぞれ違う。





2位には四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズから又吉克樹。
沖縄出身、右のサイドハンド。
ドラゴンズ史上初の独立リーグ出身者で、2位指名というのは球界全体でみても独立リーグ出身者の過去最高位。
東海圏のスポーツニュースで生出演し、しゃべりが達者との評判。
変則サイドのフォームももちろんですが、人物のキャラにも注目が集まります。

今シーズンのアイランドリーグでの成績は以下の通り。

2013y10m30d_000455776.jpg

NPBで似たような成績を残した選手と比較してみると、ロッテの西野と酷似しています。
140イニング近辺で他の投手を探してみるとと、
藤浪が24試合、137.2回、被安打119、奪三振126、与四球44を記録しています。
ただ、試合数が全く違うリーグ同士で積み上げ型の数字を比較してもあまり意味は無く、
試合数が違っても比較できる率系の指標で比較してみると…

まずK/BB。
これは奪三振数÷与四球数で割り出され、四球一つ出すまでにどれだけの三振を奪うか
という投手としての実力を実直に表した指標です。
評価基準として、4.0以上がエース級、3.5以上で優秀、1.5以下が危険レベルといわれています。

又吉は3.48を記録。
その近辺を記録した投手をソートしてみると、福原、攝津、グライシンガーと錚々たるメンバーが揃い、
なんと12球団で唯一沢村賞7項目をクリアした金子千尋とも肩を並べています。
(しかもその金子千尋を0.03上回っている!)

確かに、NPBとアイランドリーグじゃあ打者のレベルが違うからそこで無双しても
いわゆる逆セサル状態じゃん?といわれるかもしれませんが、
少なくとも高校生打者よりは大学生打者の方がレベル高し、それよりも独立リーグの方がレベルが高いです。
またトーナメントを戦う高校野球や、リーグ戦とはいえ同じチームと3試合しかしない大学野球と比べ
年間72試合を戦うアイランドリーグなら本来の実力が数字に反映されやすく、
研究して、されて、の関係で成績を残していくのもNPBと何ら変わりはありません。


つづいてHR/9。これは9イニング当たり何本のホームランを打たれたかを表している指標で
又吉はなんと驚異の0.14!
先発投手でここまで圧倒的な数値を残した投手はおらず(マー様でさえ0.25。セトップはライアン小川の0.46)
近い数値を叩きだした投手は守護神やセットアップマンたちだけ。

ただ、これに関しては、アイランドリーグのHR王が8本、2位で5本という成績でしたから、
この項目は打者のレベルが低いからと言えるかもしれません。四国の諸球場の広さも分かりませんし、、、


しかし、最後のBB/9については打者のレベルなど一切関係ありません。
味方の守備力も、球場の広さも、不運なポテンヒットも一切関係してきません。
信じられるのは己の右腕だけ!の与四球率は1.99。
2を切っているのは田中マー様、岸、三浦、菅野の4投手しかいないという事を考えると
いかに優秀な数値かが分かるかと思います。

K/9の6.94は平凡な数値なので割愛しますが、
先発投手で7近いのは紛れもなく標準以上です。

つまりまとめると、
金子千尋より奪三振と与四球の割合が良く、
巨人の守護神&セットアップ並みに被弾が少なく、
田中マー様や三浦と同じグループに入るくらいコントロールが良いピッチャー。
それが又吉克樹。
こう聞くとワクワクしてきませんか?自分はすでにワクワクしっぱなしです。



3位以下はドバッとこちら↓

指名選手一覧
1位 鈴木 翔太 投 手 聖隷クリストファー 18
2位 又吉 克樹 投 手 四国IL・香川 22
3位 桂 依央利 捕 手 大商大 22
4位 阿知羅拓馬 投 手 JR東日本 20
5位 祖父江大輔 投 手 トヨタ自動車 26
6位 藤沢 拓斗 内野手 西濃運輸 23



3~5位は江戸時代の儒学者にいそうな名前。
"tanisige教"第一期生たちの活躍に期待です。




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[ 2013/11/01 23:00 ] 13' シーズン | TB(0) | CM(0)

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