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「必ず重盗をしろ、しかしタイミングは任せる」 

重盗ってのは井端だけじゃなく内川も生きなければなりません。

モリーナが「3塁はどうぞ、点差あるし」って思って、内川潰しに来られたらそれだけで終わり。
重盗のときの一塁走者は、二塁走者がスタートしたのを確認してからスタートしなきゃいけないから、
どうやったって普通の二盗よりワンテンポ遅れてしまいます。
いくら事前のデータで投手のモーションが大きいことが分かっていても、これで相殺されるくらい。
となると結局、あとはモリーナの肩と内川の足の勝負。
この勝負が負けになるのは、火を見るよりも明らかです。



確か2010年ぐらいで、二走が代走鈴木、一走古城という場面で
恐らく今回の様なダブルスチールを仕掛けられて、谷繁がセカンドで刺したってのがありました。

この試合であの場面でも基本に忠実に内川の退路を断つように追い込んでいったモリーナなら
スタートの遅れた内川を刺そうとセカンドに投げることは出来るでしょう。
なんせ、MLB史上最も守備の優れた捕手といわれてるくらいですから。

サードに投げるだろうから、一走は多少スタート遅れても良いというのは通用しません。
ましてや2点差なんだし、三盗成功しても一人刺されたら意味がありません。



三盗ってのは難しいと思われてるけど、実は意外とそうでもないものなのです。
キャッチャーの投げる距離がセカンドより短いというマイナスがあるけど、
二塁ベースには牽制を受けるための野手がベースに着きっきりではない分リードが大きくとれるし、
セカンドとショートの動きを見れば牽制が無いことを察知できるので、ピッチャーがモーションに入る前にスタート切れることもあるし、
ピッチャーが左腕だと二塁から三塁へ走る選手は背中越しで見えないし、
バッターが右打席だと捕手は三塁へ送球するのに打者を避けて投げなければいけないし、
三塁手がベースに入るのが遅れるかもしれない。
(第2Rキューバ×オランダで捕手からの送球を三塁のグリエルがはじいてそのまま二走の生還を許すというシーンがあったのは記憶に新しいところ)

一方で重盗の時の一走は難しい。
なんせ他人のスタートに合わせてスタートを切らなければいけないんですから。
しかも、一瞬でも遅れたら、モリーナからのミサイルでたちまち憤死。
重盗で最もやってはいけないこと(恥ずかしいこと)は、
二走は三盗成功したのに、一走が二盗に失敗することです。

もし井端が-あのモリーナの強肩を掻い潜って-三盗に成功したにもかかわらず、
内川が二塁で刺されてしまっては、それこそ今回なってしまった”一二塁間での挟殺”以上の辱しめを受けてしまいます。
今回のならば監督の無能采配だったということで擁護の余地は存分にありますが、
井端:三盗成功で内川:二盗失敗となれば、非難の矛先は内川一人に集中していたことでしょう。

このような状況だけは避けなければならない、
重盗を必ず成功させなければない。
内川は、井端の動きにより敏感になります。


そして2球目、井端はスタートを切る構えをしました。

井端がスタートを切った(と思った)ので内川もスタート。
同点のランナーが二塁に進むため、日本の勝利のため、一目散にスタート。







--------------------


ブラジル戦で同点の口火を切ったレフト前、
台湾戦0-2から井端に続いたライト前、
オランダ戦の3ラン。。
これらを含む内川の放った8本のヒットはどれも価値のあるものでした。

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[ 2013/03/19 23:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(0)

WBC2013 プエルトリコ3‐1日本 

130318 AT&Tパーク
PR 100 000 200 3
JA 000 000 010 1
プ)○M・サンティアゴ-Hデラトーレ-Hセデーニョ-Hフォンタネス-Hロメロ-Sカブレラ
日)●前田健-能見-攝津-杉内-涌井-山口


さて、あのプレーについて振り返ってみましょう。

イニング:8回裏
点差:2点ビハインド
アウト:1
塁上:1,2塁(内川、井端)
打者:阿部
投手:ロメロ(左腕、足を高く上げる)
捕手:モリーナ(守備に関していえばMLB史に残るほどの能力)




リプレイの映像だと、内川は打者の方も見ず一目散にセカンドへスタートを切っていました。
つまりは、エンドランではなかったという事です。

となると残るはダブルスチール。
台湾戦の9回2死から盗塁を仕掛けた前科(?)のあるチームだけに、
押せ押せモードになってるこの雰囲気、ドラマチックな同点劇はすべて8回、
相手投手は足を高く上げる、
この状況では確かに、ダブルスチールもない作戦ではありませんでした。









そして試合後の会見では、
山本監督は8回のあのプレーはダブルスチールであったと話しました。


ダブルスチールをするなら代走本多を使ってとけよ、という意見もあるとは思いますが(本多クン本多クンの桑田さんは今日は言ってなかったですけど)
今や打線の中心である井端は代えられないとして、
内川と代えるにしても、長野を代打で使ってしまってるので、外野の控えは角中しかいません。
仮にこの回逆転していたとしても、9回の表を守りきるのに心許ない布陣になります。

このAT&Tパークは、2007年のオールスターでイチローがライト最深部に
放った打球が不規則に跳ね返ったため、inside-the-park-homerunになったことでも
知られている通り、打球の処理が難しい球場です。
アメリカ入りした日本代表は、初練習からこの変形外野を気にかけ対策をしていました。
しかし、記事を読んだ限りでは糸井と内川と長野しか対策をしてないようにとれ、
対策をしていないと思われる角中を9回の守備からポンと出すのは大きな不安がありました。

なので、代走で本多を起用するという采配は振るわなかったのでしょう。
でもここまで書いてて気づいたんですけど、ダブルスチールしたいのに
一塁走者に代走うんぬんはおかしな話ですね。。。



大変な仕事引き受けて良くやってくれたけど、最後の最後に選手のミスを名指して言うのはやめてほしかった。
それが井端だからよけい僕が怒ってるってことではないけど、
選手を守るのが監督のもっとも重要な役目なのに名指しでミスを言うっていうのは…

所属球団の期待の若手に対して「○○もあそこでサインを見逃すようではダメ」というならまだしも、
他球団の選手を預かってるのなら、なおさらあり得ない発言。

会見は各国のメディアに向けて行われるので、
通訳を通じて英語に翻訳された過程でこのような文面になってしまったのかもしれませんが、
それにしてももう少し柔らかい言い方が、いやむしろ俺がすべて悪いと一言でも言えなかったのでしょうか。

肩に不安のあるマエケンに対して「投げ込みが足りないからだ」とか
広島との強化試合に関しては広島のトレーナー側の意向を無視してOB権限を使い投げさせたりだとか(これはあくまで自分の憶測)
随所随所に昭和気質をみせて???なところがあったなら、
最後の最後までその昭和気質で「スマン、俺が全部悪かった」と言えないものか?と。


日本代表の選手の皆さんはよく戦ってくれました。
ただ一つ言わしてもらいたいのは、振り逃げの時は知る格好だけでもいいからしろ!ということ。

大人も子供も、男性も女性も、巨人ファンも、阪神ファンも中日ファンも、
阿部がつないでくれることを期待してる。

プエルトリコのコバマサみたいなピッチャーの外のスライダーに手が出てしまったのはしょうがない。
一発同点の場面でセカンドゴロに倒れてしまったのはしょうがない。

ワンバウンドしていてまだアウトが成立してないんだから、一塁まで走ってみてはどうなんだ?
セカンドが捕球態勢に入っただけで、もうアウトなのか?

諦めてその場に立ち止まることが、国民の期待に対する答えなのか。
セカンドゴロでちんたら走ることが、答えなのか。

28人の正式な日本代表メンバーが決定した時の決起集会で、
阿部は「落選してしまった選手の分も頑張ろう」と言っていたはず。
落選した大島と聖澤の持ち味は、何なのか。

怪我の状態が思わしくなくて全力疾走できないなら代わればいい。
打撃好調の相川がいる、体を張ってショートバウンドを止め続けた炭谷もいる。
4番は糸井が打つ、中田翔だっている。


3月8日(金)。
キューバ×オランダ、日本×台湾が行われた内容の濃い一日の中でも、
一塁まで全力疾走してなかったのはその日試合に出場した53選手のうち阿部一人だけでした。
[ 2013/03/18 15:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(2)

WBC2013 日本16-4オランダ 

130310 東京ドーム
日本 151 311 4 16
和蘭 000 004 0 4
日)前田-内海-山口-涌井
オ)コルデマンス-スタウフベルヘン-ヘイエスタク-ファンドリール-バレンティナ


まえけん、ナイスピッチングでした。
一世一代の超絶好投お疲れさまでした。
アメリカラウンドでは準決勝か決勝で先発でしょう。

打っては鳥谷、松田、内川ら、あとは誰が打ったのか思い出せないくらい
打って打って打ちまくりの試合でした。


日本人だから日本代表選手の一挙手一投足にのめり込んで感情を表現するというよりは、
それ以前に野球が好きなので、内容の濃い好試合が繰り広げられることを望む派です。

初戦のブラジル戦は、絞っても絞っても濃厚なエキスが漏れてくる好試合で垂涎ものでした。
8日金曜の台湾戦なんてのはその道のトップに君臨する試合でしょう。
あんなに1イニングの長い試合は今後そうそう現れるものではないでしょうね。
あの試合を現地で、この目で、この耳で、この鼻で、この口で(?)、この肌で、感じる事が出来た
ことは一生の思い出です。

昨日の夜のキューバ×台湾こそ、やや残念な結果に終わりましたが、他グループでは、
メキシコ5-6イタリア(9回表イタリア逆転、その裏メキシコは2死満塁2―3まで攻め立てる)
イタリア2-6アメリカ(初戦落としてたアメリカはこの試合負ければ敗退。5回にライトが勝ち越しグランドスラム)
などなど、手に汗握る好試合が目白押しでした。

明日のアメリカ×カナダ戦は勝った方が第2ラウンドへ、負けたら敗退。
好試合必至の条件が整いました。


この第2ラウンドはダブルエリミネーション方式という形が取られています。
前にも言いましたが、簡単にいえば2回負ければそこでサヨナラ。
4チーム中2チームが姿を消すので、負けたら終わりとなるのは、GAME3とGAME5の2試合です。
そのうちのGAME5は負けたら終わり+勝ったら次のラウンド進出決定という2つの意味をもった試合。

そんな試合ですから、内容の濃いいいいい試合になること必至。
チケット1枚で2試合観ることのできる8日と、GAME5のチケットは絶対に買うと心に決めてました。
たとえ相手がどこであろうと、日本が絡んでいようがなかろうが、関係なく。


この試合の結果、明日のGAME5はオランダ×キューバということなりました。

オランダもここで敗退してしまってはダークホース的な立場のままで終わってしまうし、
日本にこれだけの大敗を喫してしまったことで、日本メディアのオランダの扱いがあまりにも
雑のまま終わってしまうのが、何より悲しい。

一方で、日本に勝つことを大きな目標にしてきたキューバは、
第1ラウンドでその日本に勝ったにもかかわらず、大会成績では日本より下というのでは勝った意味がありません。


日本が出ないのは自分にとってはむしろ好都合以外のなにものでもありません。
贔屓なく純粋に最高の野球を楽しんできます。
[ 2013/03/10 00:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(2)

WBC2013 日本4-3台湾 

130308 東京ドーム
日本 000 000 021 1 4
台湾 001 010 010 0 3
日)能見-攝津-田中-山口-澤村-牧田-杉内
台)王建民-潘威倫-郭泓志-王鏡銘-陳鴻文-林イー豪-陽耀勲

井端!

IMGP8679.jpg
井端!!!!!!!!!!!!

IMGP8681.jpg
井端あああああああああああああああああ!!!!!

IMGP8690.jpg
神様仏様井端様、な試合。
それ以上もそれ以下もありません。



IMGP8786.jpg

試合終了後、台湾代表の選手たちはマウンドを囲んで球場全体に一礼。
ベンチに引き上げるとき、陽岱鋼は日本ベンチに向かって
「ナイスゲーム」とゼスチャ―してくれました。

球場の外では台湾人の方が台湾の国旗に「頑張れ!ニッポン!」と書いてくれたそうです。


東日本大震災でたくさんの支援をしてくれた台湾。
3.11から間もなく2年が過ぎようとしています。
改めてスポーツの力の絆を感じることができました。
ありがとう。台湾。
[ 2013/03/08 23:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(0)

WBC2013 日本3-6キューバ 

130306 ヤフオクドーム
日本 000 000 003 3
キュ 001 101 03x 6
日)大隣-田中-澤村-森福-今村
キ)ペレス-ゲバラ-カスティーヨ-ゴンザレス-イグレシアス-ヌニェス-ガルシア

両者とも第2ラウンドへの進出を決めてるので、この試合はいわば”消化試合”
しかし、第1回大会、前回大会と勝負ところで日本に負けてるキューバのメサ監督は
「なにがなんでも日本に勝つんだ」と闘志メラメラで挑んできました。
現に、スタメンは初戦のブラジル戦、2戦目の中国から一人しか入れ替わってません。
(入れ替わったのはトマスでそのトマスに特大先制弾を浴びる)


日本は不振の長野にたくさんの打席を与えるという意味でリードオフマンにして、
腰の違和感を訴えた内川に替わり井端がDHで3番に入るという布陣でした。

3番で固定したい内川がいなくなったからって、
例えば糸井を3番において6番以降を繰り上げて打順を組むよりかは、
内川の打順にそのまま代替選手を据える方が(たとえ3番本多であっても)打線のつながりを良くさせるためには賢明な判断だと思います。


さて、先発の大隣。
元々第一次候補が発表されたときには、誰もが真っ先に落ちるだろうな、と予測された投手でした。
それが、浅尾の怪我と山井さんの乱調という形で残留を果たしてしまったというのが正直なところでしょう。
壮行試合での使われ無さっぷりを顧みれば、首脳陣もこう思ってることは間違いないです。
そんな大隣、万が一にもキューバ戦で好投でもしようものなら、ついうっかり次も使ってしまう
危険性があっただけに「まぁこんなもんですわな」と確認できたことは収穫でした。

8日から始まる第2ラウンドはダブルエリミネーション方式が取られていて、
これはざっくり言うと『2回負けたら終わり』ということです。
要するに、1回は負けられる訳です。
先発投手が早い回にKOされてしまって敗戦濃厚な試合や、連投規制やらなんやらで投手がいなくなった場合
に主戦級投手を休ませるという大切な役割があるので、ここで頑張ってほしいですね。

5番手で投げた今村も今後、同様の役割を担っていくことになるでしょう。
ただ、彼の場合は結果次第ではリード時の7回あたりに投げる可能性はありました。
しかし、この日の3ラン被弾ですべてが無くなったという格好ですね。
3失点という結果よりも、ストレートに威力が感じられなくて内容からしてダメダメでした。


2番手は田中マー様。
マー様が本調子に戻ってくれないと、どうやりくりしても先発投手が足りません。
出てきていきなりの連打で失点、ここで東尾コーチがたまらずマウンドに駆けると、
そこからは人が変わったように2イニング6kのナイスピッチング!!
ゆるいカーブでカウントを取ってから、ストレートでファール打たせて、
最後は落ちる変化球で締めるというワンパターン戦法でバッタバッタと斬って取っていきましたが、
東尾コーチと確認したことは、
「ある程度キューバ相手にデータ取られても良いから、変化球たくさん使って抑え込みにいけ」
ということでしょうかね?

第2ラウンドのどっかで当たるキューバにデータ取られるリスクよりも、
チームのエース田中マー様を調整させることのメリットの方が大きいと判断した首脳陣、good jobです。


森福はナイスピッチングでした。
”9回の山口”がレギュラーシーズン同様、不安要素なだけに
守護神を牧田に任せて、8回を山口に、森福は7回で、
空いた森福ポジション(対左のワンポイント)にコバマサを今からでも召集すべきと考えてるのは私だけですか?



打線は9回に3点返して形作りだけは出来ましたが、それまでは相変わらずお寒い内容でした。

走攻守のツールとメンバー編成と彼のストイックさを考えれば長野を外す事が出来ないのは承知なので、
長野の復調を信じて起用し続けるのは間違ってないと思います。
最終打席はキューバのショートじゃなければセンター前に抜ける会心のタイムリーでした。

しかし「本職でない選手のポジションを守らせるという事は避けたい」という理由で二遊間を
多く選んだにもかかわらず、不振の坂本を起用し続ける事と鳥谷をセカンドで起用することは理解ができません。

聖澤と大島を切ってしまって代わりのいない長野と違って
坂本のかわりは松井、井端、鳥谷と、左右病のコージ監督にとっても
非常に選びやすくスイッチと右と左の全種類が揃っています。
出塁率の高い鳥谷の2番を試したいなら、鳥谷をショートで使って、空いたセカンドに井端を
起用すれば互いに本職のポジションに就くことができるのに…DH井端!?!?

切り札の代走要員で呼んだ本多にいたっては代打での出場でした。
そもそも、本来ならブラジル戦の8回先頭内川が出塁したところで代走・本多を告げるべきであるのに、
ここで内川(この日はレフトで出場)を下げてしまうと、そのウラの守備からは
唯一残ってた外野手の中田(角中は代打送られて退いている)を起用して守備緩めをせざるを得ないという状況だったので、
代走本多を使おうにも使えないという本末転倒な事態に陥っていたのです。

こう考えると、前回の亀井選出は大正解でしたね。
もっとも、前回は青木とイチローのガッチリ固定が大前提にあってのメンバー編成でしたけど。
今回も糸井と長野の絶対固定ありきで考えてる分、やはり彼らが本調子にならないと構成的に苦しい面があると思います。
果たして、長野はイチローになれるのか?!



8日(金)は1日で2試合観れるというお得チケットなので、もれなく購入済み。
キューバ×オランダからの日本×台湾。一日野球漬けで楽しんできます。
[ 2013/03/06 23:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(0)

WBC2013 日本5-3ブラジル 

130302 ヤフオクドーム
日本 001 100 030 5
ブラ 100 110 000 3
日)田中-杉内-攝津-能見-牧田
ブ)フェルナンデス-ゴウベア-仲尾次-コンドウ-ノリス

「ブラジルはサッカーだけでなく野球も強いんだ、というところを見せたい」と力強く語ったユウイチキャプテン。
おそらくチーム全体の共通目標として、この思いは固く共有されていたでしょう。
団結力、チームワーク、ベンチの雰囲気には正直、感服しました。
まさかブラジルを見て、それもサッカーではなく野球で、こんな幸せな気分になるとは思ってもいなかったです。

自分の所属していた中学の野球部は、そもそも中学校が高齢化の進んだ団地エリアのど真ん中にあるという事で、
1学年2クラスの規模のとても小さい学校でした。
当然野球部員も1学年4~5人がせいぜいで、3学年合わせてようやくチームが組めるというレベルでした。
もちろん、強さもお察しの通り”弱小”で地区大会のリーグ戦で1勝するのが目標、といった所でした。
その地区大会の開催地は地区4校で持ち回り制となっており、自分の学校で大会があるのは中学生生活中1回のみ。世代によっては、運が悪ければ1度も開催されない世代だってありました。
自分の世代は運よく自校で開催できる世代で、それは3年生の時でした。
団地エリアのど真ん中にある立地柄、団地にする高齢者の方たちとは普段からお世話になる場面が多々あり、

彼らのために何とか恩返し(=勝利)することが出来ないか?と色々考えた結果、
ほぼ長方形なグランドという特殊な構造を生かした守備シフトを敷くという策を思いついたのです。
はっきりとした数字は分かりませんが、左翼40m、右翼120mでしょうか?(ネットの高さは8mくらいあったのでさく越えの心配はナシ)
レフトをショートの位置に置き、ショートはセカンド(定位置よりやや二塁ベースより)の位置へ、
そしてセカンドをオルティスシフトの位置に置きました。
要するに、レフトをなくして、内野5人体制を常に敷いていたわけです。

結果としては、地力の差から勝利を挙げることはできませんでしたが、
それでも、左の強打者のそろう地区強豪校を苦しめた快感は今でも忘れることができません。

話はかなり逸れてしまいましたが、試合の中盤(レジナットが3本目のタイムリー打った辺りから)は、
こーんな自分の境遇をブラジル代表選手に置き換えながら、観戦してました。
「ブラジルの選手、楽しそうだなぁ。うらやましいなぁ、懐かしいなぁ。」と。



ブラジル代表の首脳陣は投手コーチも打撃コーチも日本野球経験者。
そのため、日本と似たスタイルの野球をしていて、非常に苦戦を強いられました。
ドラゴンズが、同じタイプのヤクルトを大の苦手としてるのと同じように(笑)

セーフティーバントに、ディレイトスチール、キャッチャーのフランサはランナーが
いなくてもきちんとステップをして投手に返球したりのこの辺はまさに日本仕込みといった所でしたね。
初回の無死2塁では、ただやみ雲にバントする日本野球とは違って、
初球バントの構えから見送り→ヒッティングをするなど、むしろ日本よりも質の高い野球を展開していました。

ただ、一つ残念だったのは、坂本の犠牲フライでレフトのマグリャエスが山なりのバックホームして
1塁走者の二進を許してしまったシーンですね。
短期決戦でスコアリングポジションにランナーを置くことの危険性はとんでもないモノですから。
あとは、一つあったバッテリーエラーですかね。

3番手として7回からマウンドに上がった仲尾次オスカル(2012ドラフト指名候補)は、
フェルナンデス、リエンゾとの先発3本柱の一角で、
この3投手が第1Rの試合で先発するだろうというのが大方の見方でした。
つまり、ブラジル代表は極端な話、あす以降のキューバ戦と中国戦の先発がいなくなっても良いから
この日本戦に勝ち行く、という判断を下した訳です。
結果的に失敗には終わってしまいましたが、不幸中の幸いか仲尾次は球数制限に引っ掛からない
19球で交代しました。

個人的に見たかった状況としては、
・9回迎えてリードしている。しかし仲尾次の球数が50を超えそう。
  →→明日を捨てて日本戦に勝ちに来るのか?
(50を超えると中4日必要で、すなわち第1Rの登板がもうできない)
・試合に負けた、仲尾次の球数も50を超えた。
  →→キューバにリエンゾぶつけて勝ちに行き、あくまでも天命を待つ形になるが第1R突破を目指す。
  or→→リエンゾは中国に当てる。第1R突破よりもセーフティーに歴史的WBC初勝利を取りにいく。

という展開。
ただ、いずれにしろ2番手以降の投手の出来が良ければキューバ相手にもしかするぞ?!?!
というのは日本の野球ファン全員の見解ではないでしょうか。

野球っていいな、楽しいなと今日のブラジルを見て思いました。



一方の日本。
重苦しい雰囲気を振り払ったのは井端の一振りでした。

他球団ファンから見れば、荒木と井端2人まとめてアライバ、という認識がされてるかも知れませんが、
井端は37歳で荒木は35歳。
通算打率は井端の.286に対し、荒木は.273
安打数は1730と1656、ベストナイン受賞数は5回と3回、ゴールデングラブは7回と6回。

ほとんど井端が上回ってますが、代表経験で言うと、荒木は北京で選ばれてる一方、
井端はジャパンのユニホームを着たことがありません。
厳密にいえば、03年のアテネと07年の北京でユニホームを着ていますが、本戦のメンバーからは落選しています。

人一倍負けず嫌いで、目立ちたがり屋の井端ですから、やり返してやろう!やってやろう!という気持ちでいっぱいだったんでしょう。
山本監督から代表内定をもらってからは、力強いコメントを残してましたし、
昨日TBSで放送されていた特集でも、
サブで終わるつもりはない準決か決勝ではスタメンで出ることを目標にしてると語ってくれました。





第一回 ムネリンの神の手スライディング
第二回 イチロー勝ち越しタイムリー
第三回 代打井端美しすぎるライト前タイムリー ←new

まだ早い?
でも、オルランドのセーフティー無警戒だったり、
タイムリーのサトウを二進させるダイレクトバックホームしてるような
チームはこれ以上の名場面迎えること無く敗退するのもあり得るかもね。
阪神との強化試合でも福留のボテボテサードゴロ内野安打にしてたし、
バッター伊藤で前の打球ケアしてるはずなのにコンラッドの生還許してたし。。。
[ 2013/03/02 23:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(2)

WBC2013 日本代表メンバー決定 

 
WBC日本代表、最終メンバー。
【投手=13】涌井秀章、能見篤史、沢村拓一、今村猛、田中将大、杉内俊哉、前田健太、森福允彦、内海哲也、大隣憲司、牧田和久、山口鉄也、摂津正。
【捕手=3】相川亮二、阿部慎之助、炭谷銀仁朗。
【内野手=7】鳥谷敬、井端弘和、松田宣浩、坂本勇人、松井稼頭央、稲葉篤紀、本多雄一。
【外野手=5】糸井嘉男、中田翔、内川聖一、長野久義、角中勝也。



WBCを戦う28人の選手が決定しました。
早いもので、2週間後の週末、3月2日(土)から始まります。

思ってるほど世間の注目を受けてないなぁ、というのが正直な感想ですが、
ラウンドが進んで行くたびに注目度は上がっていくでしょう。
熱しやすく冷めやすいのは日本人の特徴ですからね。

ワールドカップと比較しての大会自体の認知度が低いのは仕方ない事。
ただ、第1回のワールドカップ出場国は13ヶ国だったのに対して、第1回WBCは16ヶ国が参加してましたから、
大会の規模では負けてはいません。
ただ、時代が大きく違いますし、出場資格もかなり緩いですけどね。

あとは代表監督が専任ではないという点も、注目度が伸びないという事に関係しているかもしれません。
サッカーはジーコJAPANなり、岡田JAPANなり、ザックJAPANなり、365日24時間代表のことだけ
考える人が監督をするので、良かった場合ははっきりと褒めることができるし、
ダメだった場合でもはっきりと責任を負わせることもできます。

一方野球では、プロチームを率いている人が代表監督をしたり、数年間現場を退いた人が
代表監督をしたりするので、どうも責任のありかが曖昧になりがち。
良かった場合には、短い期間の中で良くチームをまとめ上げた!と最大級の賛辞を贈られますが、
ダメだった場合には、何でこれだけの選手がいて勝てなかったんだ!とバッシングする側もあれば、
まぁ元々はよそのチームの監督だし仕方ないよね、と擁護する側もあらわれます。


代表戦の注目度が高いといえば、バレーボールなんかもそうでしょうね。
この競技も代表監督は専任で、代表戦ともなればわざわざ録画を流してまで、
ゴールデンタイムで放送するために調整がなされています。
一方で、リーグ戦の注目度は皆無と言っていいくらいですから、
この点ではNPBと真逆の課題を抱えているので、両団体が歩み寄ってそれぞれの
良いところを取り入れることが出来ればwin-winの関係になるのではないでしょうか。



落選したのは浅尾、山井、村田、大島、聖澤の5選手。

このうちの浅尾、村田、大島の3選手に関してはそれぞれ、右肩、爪、左肘の故障が伝えられていました。
選考結果の理由が、本人にも他のメンバーにも納得してもらえるものであることはとても重要です。
そういった意味では、「故障者をメンバーから外す」というのはとても理に適っていることでしょう。

村田の怪我の大小に関しては知りえるものではありませんが、
そもそも、.251 12 58 OPS.690の32歳の選手が最後まで代表を争っているのが大問題。
大型三塁手不在という課題はNPB全体で共有して解決していかなければならない問題だと思います。
次回大会までには川端、筒香、堂林あたりが文句なしでレギュラーを務めるようになってないと、
かなり苦しい選考、戦いを強いられるでしょう。


大島と聖澤はどちらかが残って、二遊間控えのだれか一人が落ちるというのが大方の見方でしたが、
『終盤の選手起用は代走よりも代打が多い』『レギュラー外野手はフル出場が基本線』という理由で2人とも落選となりました。

ただ、聖澤は紅白戦で2-2、タッチアップで2塁から3塁へ進塁するなど、高いパフォーマンスを魅せた
にもかかわらずの落選でしたから、試合前の段階から最終メンバーはほぼ決まっていたのだと思います。
かといっても、締め切り寸前のたった1試合での活躍を見て、ほぼ決まりきっていたメンバーを崩してまで
聖澤を選ぶというのも難しいモノがあります。

結局のところ、出来レース感が否めませんが、聖澤本人にとっては間違いなくプラスになった期間
でしょうから、この経験を生かして来シーズンは盗塁数60と成功率90%以上の成績を残してほしいです。
前回では、西岡が落選したあとものすごく悔しがっていたのが印象に残っています。
2009年こそは色々とアレでしたが、2010年には最多安打、首位打者、MVP(個人的)でチームを日本一まで導きました。
リードオフマンとして同じような活躍をして、楽天に球団初の日本一をもたらした時には
聖澤の口から「WBCの落選が僕にとってターニングポイントでした」という言葉が聞けることでしょう。



浅尾は右肩の違和感で紅白戦にすら登板しませんでした。
本人は行けます!と言ったそうですが、与田コーチがストップをかけました。
浅尾の性格からして自分から無理ですという事はまずあり得ないので、外から誰かが止めないと
大変なことになっていたのはドラゴンズファンのだれもが容易に想像できる事態です。


素人目線のファンですら、浅尾の性格を考えて『怪我してるなら外から止めないとダメだ』
という事が分かっているのに、中日のフロントはなぜそれが出来ないのでしょうか。
どうせ「WBCで浅尾が活躍すればますます人気でてまた一儲け出来るぞジョイナス!!」くらいにしか
考えてなかったんだろうなと勘繰ってしまいます。

選手は金儲けのための商品ではありません。
ビジネスマンの立場からすれば選手を商品とみなして球団を運営していくのはアリなのかもしれません。
10000000歩譲って選手を商品としても、その商品を短期間で潰してしまわないように
怪我を抱えながらのWBCというリスクは避けるべきなのではないでしょうか。


同じく肩に不安のあった前田は選出されました。
広島の一員として登板した練習試合では無失点に抑えました。
しかし、球威が明らかにかけていてフォームからはマエケン本来の柔らかさは見られませんでした。
おそらく、マエケンの肩の具合はかなり悪いモノだと思います。

となると不思議に思うのは、なぜカープ側は肩の具合が悪いマエケンを練習試合で投げさせたのか?ということです。
プロのコーチ(それもいつもマエケンと同じチームにいるコーチ)がマエケンの肩の
具合が悪いことを見抜けなかったはずがありません。
それでも投げさせたというのは、これは完全に個人的な推測なんですが、
カープOBである山本浩二の指令に逆らう事が出来なかったからではないでしょうか。

自分が広島ファンだったなら、確かにカープを代表する選手としてマエケンにはぜひWBCに出てほしい。
でもそこで無理して怪我が悪化してしまってカープでのパフォーマンスが悪くなってしまったら元も子もありません。

昔は普通だった体罰が是正されようとしてる現代、昔ながらの
「故障をおして出場することを美徳とする」メンタリティからも脱却していくべきなのではないでしょうか。

[ 2013/02/21 14:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(0)

2013WBC日本代表をディープに考察【内野手編】 

明日4日に正式なメンバーが発表されるようです。楽しみですね。


【内野手】
いろんな可能性があるのが内野手。特に選考が難しいポジションです。
たとえば理想のメンバー挙げてみろ、と言われれば十人十色の答えが出てくるでしょう。

自分の理想はこれ
一塁 おかわり
二塁 井端
三塁 宮本
遊撃 坂本/中島/鳥谷

一塁は、おかわり以外に見当たらないでしょう。

二塁には井端。今年の復調は何よりもうれしい。
ジョイナスじじい唯一の評価点。

三塁には宮本。どうやら本人の中では今季限りで引退する決意を固めていたようです。
いやいやいやいや、待って待って。
やめるなら川端か筒香かあるいは堂林でも、球界を代表するサードを育ててからにしてくださいよ。

遊撃は坂本中島鳥谷の誰でも過不足はありません。
中島がメジャー移籍決定的で出場は無理そう+鳥谷阪神残留で出場できそう
ということで右の坂本、左の鳥谷とバランスよく選出できていいのではないでしょうか。

中島のほかにはおかわり中村が左ひざの出術でWBCは無理。
来季の開幕にも間に合うかどうか?という状態らしいです。


ということでレギュラーメンバーはこちら
一塁 稲葉
二塁 井端
三塁 宮本
遊撃 坂本

 
コーナーインフィールダーを任せることのできる長距離砲がおかわりしかいないのは日本野球界全体の課題。
4年後までには川端筒香堂林がどうなっているんでしょうか??

前回記事で野手15人のうち、捕手3人外野手5人を選んだので、残るは7枠。
そのうちの4枠は上記のレギュラー陣で控え選手枠は3つ。

内野手の控えを3人しか置けないのは少なくて苦しいですが、まさか捕手や投手を削るわけにもいかないので、
この人数でやりくりするしかありません。

前回大会でいうところの、中島の発熱くらいなら片岡をサードにする応急処置でカバーできますが、
村田の肉離れですぐに栗原を呼んだように、怪我なら即代替選手と入れ替えることが必要でしょう。

まずセンターラインの控えとして鳥谷と田中浩康を選出。
残るは右打ちの一塁手or左打ちの三塁手といきたいところですが、前者で目ぼしい人材はおらず。
かといって川端や筒香を入れられるほど余裕もないので、ここはT-岡田こと岡田貴弘さんを選出します。
筒香と比べてホームラン王のタイトルを取ってるという点で2段も3段も上を走ってます。


ここまで頑なに松田本多内川の"サンバカトリオ"に触れてこなかったのは、
日本が得点することで彼らがいつものように規約違反のベンチを飛び出して喜んでしまうと、
韓国チームからの報復死球が彼ら以外の選手に当てられてしまうからです。
彼らがベンチ出て喜ぶ=彼らは試合に出てない=別の関係ない選手が打席に立つ、ですからね。

■メンバー
稲葉、岡田、宮本
井端、田中浩、坂本、鳥谷

その他の候補
・川端、筒香、堂林
・浅村、根元


これでオレJAPANが出そろったので、球団別に見てみると…

■巨人   内海、山口、阿部、坂本、長野
■中日   吉見ん、コバマサ、井端
■ヤクルト 館山、田中浩、宮本
■広島   マエケン
■阪神   能見、鳥谷
■横浜   山口俊
■日ハム  稲葉、糸井、中田翔
■西武   牧田、炭谷、秋山、
■福岡   攝津、森福
■楽天   田中マーさん、嶋、聖澤
■ロッテ  なし
■オリックス 平野、T-岡田


残念ながらロッテからは選出者なしになっていますが、12球団から一人ずつ選出するという慣習を踏まえるなら、
角中inで聖澤outでしょうか?
ただこれだと外野の控えメンツが重くなるので、最後まで迷った岡田を入れるかな?
あるいは館山と吉見んが怪我で厳しいなら、成瀬を入れるとか。


■オレJAPAN 代表メンバー
田中将大18、前田健太(17)、吉見一起19、内海哲也26
攝津正50、館山昌平25、能見篤史14、牧田和久35
山口鉄也47、山口俊11、平野佳寿16、森福允彦(13)、小林正人69

阿部慎之助10、嶋基宏37、炭谷銀仁朗2
稲葉篤紀41、岡田貴弘55、井端弘和(3)、田中浩康(4)、宮本慎也(30)、坂本勇人6、鳥谷敬1、
糸井嘉男7、長野久義(9)、中田翔(5)、秋山翔吾(8)、聖澤諒23

※数字は背番号。()付きは所属球団とは違う番号。
マーさんを15にしてマエケンを据え置き18にするのも考えましたが、あの忌まわしき北京と同じなので却下。
森福は岩瀬イメージ、翔さんはあこがれの清原の番号、少年野球の監督が30つけることから宮本は30。
浩康の4と秋山の8は普通に似合う。井端はキューバ戦でもつけた3。


代替選手
・岸孝之、成瀬善久、今村猛、涌井秀章
・中村悠一、
・川端慎吾、浅村栄斗
・角中勝也、岡田幸弘

首脳陣
秋山幸二 監督
梨田昌孝 ヘッドコーチ
森繁和  投手総合コーチ
吉井理人 投手コーチ
真弓明信 打撃コーチ
大島康徳 打撃コーチ
高代延博 内野守備走塁コーチ、三塁ランナーコーチ担当
米村理  外野守備走塁コーチ、一塁ランナーコーチ担当

○○と○○は共演NGという球界の裏事情は抜きにして、なるべく現職ではない方たちを選んだ首脳陣。
ただ、秋山さんだけは、どうしても監督をやってもらいたい。
原さん以外では適任はあなたしかいません。
[ 2012/12/03 16:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(0)

2013WBC日本代表をディープに考察【捕手外野手編】  

最終候補28人まで絞る込む前段階の33選手が発表されましたが、構わず続けましょう。
(その33人候補は見なかったものとします)


【捕手】
阿部の阿部による阿部のためのチームと言っても過言ではない今回の山本JAPAN。
捕手で、4番で、チームリーダーで、大変な役割を一手に担う事となります。

援助するサブメンバーになりそうなのは、揃いも揃って(代表クラスでは)三番手レベル。
でもかえってそちらの方がサブに徹しやすいという意味では良いのかもしれません。

強化試合にも選ばれた炭谷と嶋で問題ないでしょう。
まぁチーム数が少ないので選ぶは簡単ですね。


次回大会のことを考えると阿部は37歳。
城島は前回32歳で正捕手として参加しましたが、4年後の今大会は36歳でご覧のあり様でした。
阿部だって同じ道筋をたどらないとは言い切れないので、そろそろ次回のことも考えなければならないでしょう。

候補としては炭谷(29)、嶋(32)、中村(26)あたりが上がりますが、
ただバントうまい、右打ちうまい、肩がバカ強いだけでは代表の正捕手には弱いので、
彼らの打撃力の向上が次回大会への第一の課題となるでしょう。



【外野手】
選考に難航を極めた内野手は後回しで。

最強の外野陣は左から青木、長野、糸井と並べることで完成し、
それぞれの選手は走攻守のどれにも優れた5ツールプレイヤーで、かつ今シーズン主に守ったポジションなので、
北京のGG佐藤の二の舞や、前回のレフト内川のギャンブルスライディングも起こることはなく安心して見ていられます。

ただ、青木が出場を辞退したことにより、選考は難しくなりました。
この3人が頭3つ4つ抜きん出ていて、その他の候補との差が大きくあるからです。
また、5ツールに優れた外野手というのもこの3人以外に見当たりません。

パワーパッケージがやや落ちる部分がありますがバランスのとれた坂口と栗山は怪我で出場が難しく、
陽岱鋼とミレッジに関して言えば国籍が違うので出場は120%無理です。
特に、坂口の離脱は痛すぎですね。チームにとっても、本人にとっても。
なんでよりによってこんな大事な年に…
もう坂口がパ・リーグの野球を知ろうとしない頭お固いお偉いさんに知られることは無いのでしょうか…


レフト内川のギャンブルスライディングキャッチからのスローは
たまたま成功したから美談のように語られていますが、
個人的には外野手があんなギャンブルプレーをするのは論ずるに値しません。
短期決戦こそ守備力が勝敗を大きく左右してくるので、
守備力重視で先行するのは当然のことではないでしょうか。
ただ、守備専に枠を割けるほど余裕もないので、守備力+打力のある選手だったり、
守備力+走力の持つ選手が浮上してくるでしょう。


メンバー
■糸井、長野、秋山、中田翔、聖澤

青木の抜けたレフトには秋山を推します。やっぱり守備力は大事。
中田翔さんはDH。
最後の枠は守備力+走力で聖澤、大島、ロッテ岡田と迷いました。
守備力と単純な走力では3選手とも素晴らしいモノがありますが、
盗塁成功率に関して言えば、これはもはや生まれつきの特性に近いモノがあり、
数か月の指導でどうにかなるものではないと考え聖澤を選びました。
(意味ない数字と分かってるけど聖澤の得点圏打率.373(リーグトップ)、ビハインド時.536)


[ 2012/11/29 17:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(0)

2013WBC日本代表をディープに考察【投手編】 

日刊スポーツのサムライジャパン今後の日程によると、
11月30日が予備登録メンバー28人の提出期限日となっています。


【投手】
11月16日と18日に行われたキューバとの強化試合に選ばれたメンバーには、
田中マーさん、マエケン、攝津といった主力級は選出されておらず、
オーディションの面が強かった中で山口俊、今村、大隣、大竹、澤村といったあたりは最高のアピールが出来、
2試合をホームラン1本のみに抑えた当落線上にあった他の投手たちもアピールできたことでしょう。
約1名を除いては。


今大会も球数制限が課されることは確実で、となると先発投手に完投を期待するのはまず無理です。
となると、やはりは第1回で王監督が、第2回で原監督が構想した「第二先発」という考えを
今大会にも適応するのが最もベストであることは間違いないでしょう。

ただ、前回は、第二先発にこだわり過ぎるあまり、
リリーフ投手が藤川、馬原、山口鉄の3人しかおらず手薄になってしまい、
2連覇の瞬間のマウンドにはダルビッシュがいたというのは記憶に新しいところ。

ポジション別の人数構成を前回と同じく最もバランスの良い投手13人野手15人とするならば、
先発:第二先発:リリーフ=4:4:5にするのがベストだと思います。


そこでまず、現在の力量、実績を考慮した最強のピッチングスタッフを組んでみると…

■先発 ダルビッシュ、岩隈、黒田、田中マーさん
■第二先発 吉見ん、マエケン、攝津、能見
■リリーフ 上原、藤川、浅尾、山口鉄、田澤

能見、田澤のところは、内海であったり涌井であったり森福であったり人によって
やや流動的にはなるかもしれませんが、それ以外のメンツに関しては、
どのチームのファンであろうと野球好きならほぼ固定されてしかるべきでしょう。

しかし、前回大会の事実上のMVPである岩隈と、
ピンストライプのユニホームをまとってエース級の活躍を見せた黒田。
さらには、鬼神のごときガッツポーズで2連覇を彩ったダルビッシュ。
今大会も(今大会こそ)日の丸を背負って3連覇へと導いてくれると思っていたこのメジャーリーガー3人は辞退を表明。

また、リリーフ陣では、北京オリンピック後に代表引退を表明した上原には出場要請を出していないようですし、
今オフのメジャー移籍がほぼ決定的な藤川も自身の調整優先でWBCに出ている余裕はないでしょう。
NPBの頭の固いお偉いさん()からしてみればNPBを捨てた格好の田澤はもはや忘れられている存在で、
病み上がりの浅尾に中日球団から出場の許可が下りるとは思いませんので、
かなりの陣容の変更を余儀なくされてしまいます。



■先発  田中マーさん、マエケン、吉見ん、内海
■第二先発 攝津、能見、館山、牧田、
■リリーフ 山口鉄、山口俊、平野、森福、小林正


現実的な選考をしてみるとこうなりました。
先発投手辞退者3人のかわりは内海、館山と牧田。

1回、2回と出場した渡辺俊介の役割と言っては何だけど、”イロモノ枠”で牧田を選出。
先発でもリリーフでもどちらでも使えるというのも強み。
両刀使いといえば、攝津にも大きな期待がかかり、
昨年の日本シリーズで見せた落ち着きのあるピッチングはとても心強いです。
さすが負けたら終わりの社会人野球で何年もやってきただけありますよ。

吉見んと館山のコントロールは絶対に世界レベルでも通用します。
ただ、両名とも怪我を抱えていて出場できるかどうかは微妙なところ…

内海は今さら説明する必要もなし。
れっきとした巨人の、第何代かは分からんけど、エースです。
このメンバーでは能見(33)館山(31)に次ぐ30歳で、この2人は先頭に立ってぐいぐい
引っ張るというタイプではないので、投手陣のリーダー的存在としても期待です。


リリーフは山口鉄腕を軸に、右2人左2人。
森福と小林正で役割がかぶってるように見えますが、森福はセットアッパー、小林は左のワンポイント。
小林の起用時期に関しては終盤にこだわる必要はないと思います。
それこそ、第一先発と第二先発の間にピンチで左の強打者迎えたときなら3回でも4回でも注ぎ込むべきかと。

山口鉄、平野、森福で7、8回を賄って、クローザーは山口俊。
だから1000万減だかいや現状維持だか言った言ってないのしょうもない攻防をしてるんでない。


その他の候補
・先発 岸、大竹、涌井、成瀬、野村、澤村
・リリーフ 今村、増井、宮西、山井、益田、田島
[ 2012/11/27 23:00 ] 13' WBC | TB(0) | CM(0)






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